ブログ|山川医院|山川医院|京都市下京区の整形外科・内科・リハビリテーション科

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Jリーグ30周年

今年はJリーグ30周年の記念すべき年です。いちサッカーファンとしては例年以上に熱を入れてサッカー観戦をしていきたいと思います。 京都のJリーグクラブはもちろん京都サンガF.C.ですが昨年12年ぶりにJ1(一部リーグ)に昇格しました。 12年前はまだ大学生でしたのでとても感慨深いものがありました。一時はJ3への降格も危ぶまれ、このままどんどん弱体化していくのではないかと危惧しておりましたがなんとか上昇してくれました。   初めてのサッカー観戦から地元愛へ 初めてサッカー観戦をしたのはたしか京都サンガがJリーグに初めて参入した年でした。 清水エスパルスが相手だったと思います。小学生の時に所属していたサッカーチームの伝手で券をもらって喜んで見に行きました。 現在はネットで調べればすぐに出てきます。96年4月6日の清水エスパルス戦 1-5で惨敗です。 ぼろ負けしたことも記憶に残っており、「なんだとても弱いチームなんだ」と思いました。 今こんなにのめりこんでいることは全く想像できませんでした。   大学生になり、京都を離れると、地元愛?のようなものが自分の中に芽生えてきました。 サッカー強豪国にはどんな小さな町にも「オラが町のクラブ」があります。地元のクラブを応援し、国内リーグのレベルを上げていくことが日本代表の強化にもつながっていくと確信しています。 海外にはプレミア、ラ・リーガ、ブンデス等有名なリーグがありますがレベルは度外視して自分の地元のクラブをまず応援していく。これが真のサッカーファンだと思っています。   地元愛を医療で還元したい 医療にも同じことが言えると思います。まずは自分の地元から医療を提供し、発信していく。 どれだけ高名な先生でもまず培ったものを地元に還元していく。これが私がとても大切にしていることです。 初心を忘れず医療を続けてまいります。     京都市下京区 西七条の整形外科 医療法人山川医院 山川 智    

拡散型圧力衝撃波(ショックウェーブ)

ご無沙汰のブログとなりました。 当院では新しい機器を導入致しました。 マスターパルスといい、疼痛疾患の除痛を目的とした拡散型圧力衝撃波治療器、ショックウェーブです。   空気の振動を患部に照射するため低侵襲な治療であり、 腱や筋肉の疼痛に効果があります。   一部例ですが、以下のような疾患に適応があります。 ・アキレス腱痛 ・足底腱膜炎 ・膝蓋腱炎 ・上腕骨外側/内側上顆炎(テニス肘・ゴルフ肘)等 その他スポーツによるケガ、傷害に関しても適応があるものもあります。 また、機器の先端を付け替えることでトリガーポイント、筋膜リリースの治療にもなります。   今までリハビリではリラクゼーション、ストレッチ、筋力強化で減痛、除痛するしかなかった 疾患に対し新しい治療法となっています。注射嫌いの方にも是非おすすめいたします。 お悩みの方はご相談ください。     京都市下京区 西七条の整形外科 医療法人山川医院 山川 智    

抗体検査行いました②

以前私自身の2021年8月に新型コロナウイルスに対する抗体検査(IgG)を行い4492でした。 今回12月に再度検査施行しましたが626とおおよそ1/10に低下していました。   ワクチン2回目接種が5月頃であったことを考えるとやはり半年で抗体量がかなり低下するというデータ・報告は妥当と思います。   現在オミクロン株は旧来のアルファ・デルタと比較して重症化リスクは低いと報告されていますがまだ油断はできません。   高齢者や基礎疾患のある方は死亡例も出ていますし、政府が感染症2類に分類している以上感染が発覚した場合は社会的な制約がかなりかかってきます。   ワクチンは感染を100%防ぐものではありませんが、感染を防ぐにはワクチン接種と手洗い、手指消毒などの感染防御策をとっていくしかありません。   当院では2月より1、2、3回目すべての新型コロナウイルスワクチン接種を行っていきます。 どうぞご活用ください。     京都市下京区 西七条の整形外科 医療法人山川医院 山川 智  

骨粗しょう症の治療~注射編②~

前回に引き続き骨粗しょう症の治療 ~注射編~の2回目です。     今回は月1回製剤、半年に1回製剤についてお話します。 月1回製剤はビスホスホネート製剤(ボンビバ)とロモソズマブ(イベニティ)があります。   ~ビスホスホネート製剤(ボンビバ)~ 以前お話しした内服のビスホスホネート同様に破骨細胞の働きを抑制するものです。 内服と違い、静脈注射であるため効果が出やすいとされています。   ~ロモソズマブ(イベニティ)~ 最近注目されている新薬です。 骨形成を促進し、骨吸収(骨を壊す)を抑えるという良いとこどりの薬剤です。 ただ連続使用は1年と制限があり、休薬した後が再開できます。 また、心臓に病気がある方は心疾患増悪の危険があり使用できません     その他点滴の治療薬もあります。 静脈注射と違い点滴でゆっくり投与するためお身体への負担が少ないです。 生活スタイルや好みに合わせて注射剤を変更することもできますので気軽にお問合せください。     京都市下京区 西七条の整形外科 医療法人山川医院 山川 智

骨粗しょう症の治療~ビスホスホネート編~

今回も骨粗しょう症の治療~内服編~です。   前回はビタミン、SERMについて書きましたが今回は所謂骨粗しょう症薬「ビスホスホネート製剤」について書きます。   骨密度検査で70%を下回ってしまった、骨折をしてしまった等の場合は治療として内服を開始します。 骨折の既往がある方は骨密度が70%以上あっても開始する場合があります。     ビスホスホネートの働きとしては BP製剤(ビスホスホネート)が骨表面(ハイドロキシアパタイト)に吸着される ↓ 破骨細胞が骨吸収を行う際に酸を分泌(pHが低下) ↓ pHが低下することで骨表面に吸着したBP製剤が破骨細胞内に取り込まれる ↓ 破骨細胞内でファルネシルピロリン酸合成酵素(FPPS)を阻害 ↓ FPPSの阻害によってメバロン酸経路が遮断 ↓ 破骨細胞の機能不全がおこる(アポトーシス) と、何のことやら難しいですが、要は「ビスホスホネート製剤は破骨細胞の働きを抑制する」ということです。   それによって骨吸収(骨が壊されること)を抑えて、骨形成を促進させます。   内服の仕方、としては ・毎日内服 ・週1回内服 ・月1回内服 のタイプがあります。 飲み方によって効果は変わりませんが、「毎日じゃないと忘れそう」や「内服は週1回程度がいい」等それぞれによって選んでいただいてよいと考えます。 ただ、通常の内服薬とは違う飲み方ですので注意が必要です。   ・CaやMg等の成分を含むミネラルウォーター(ヴォルビックやクリスタルガイザー等)での内服を避ける お茶や水道水、軟水のミネラルウォーターで内服してください。   ・内服後30分間は横にならず、何も食べない 咽頭や食道への刺激を避けるためです。立ったり座ったりは構いません。   ・噛んだり、口の中で溶かさない 粘膜への刺激を避けるためです。   以上が通常の内服薬と異なる点です。そのため起床時に内服するようにします。 注意が必要な副作用としては 長期内服(3~5年)の場合、 ふとももの付け根の痛み 耳の痒み、違和感(外耳道骨壊死) 胸焼け、嘔吐、吐血、みぞおちの痛み(上部消化管障害) があります。   また、顎骨壊死を引き起こす可能性があるため、歯科治療を受ける際は必ずこ…

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