ブログ|山川医院|山川医院|京都市下京区の整形外科・内科・リハビリテーション科

〒600-8872 京都府京都市下京区西七条南東野町43
075-313-3795
WEB予約 リハビリテーション専門サイト
ヘッダー画像

ブログ

湿布は温湿布?冷湿布?

昨日に引き続き外来でよくお聞きすることです。 よく 温湿布=温める 冷湿布=冷やす と思っている方が多いです。 ですが、皮膚温や湿布自体の温度が変わるわけではありません。 冷湿布にはメンソレータム、ハッカの成分が入っており、 温湿布にはトウガラシの成分が入っているためそれぞれ冷たい、温かいと感じます。   例えばハッカキャンディーを食べたあと、冷水を飲むととても冷たく感じますが、 口の中を触ると特にキンキンに冷えているわけではありません。 それが湿布を貼ると皮膚で同じようなことが起こっています。   ですので冷湿布か温湿布かはご自身で貼ると気持ちいいかどうかで決めてもらっていいと思います。 湿布に含まれる薬の成分自体はどちらも炎症をおさえ、疼痛をおさえる働きがあります。   ただ、打撲・捻挫後で腫れている、関節部分が赤みをおびている、などの場合は温湿布は避けるべきです。 トウガラシの成分が炎症を助長するためです。   薬局でも湿布が販売されていますが、慢性的な腰痛・膝痛・肩痛等にはどちらがご自身に合うか試してみてよいと考えます。       京都市下京区 西七条の整形外科 医療法人山川医院 山川 智

膝のみず 抜くとくせになる?

「膝の水を抜くとくせになる?」 よく患者さんからお聞きします。 結論から申し上げますと「くせになりません」 膝の関節はただ、関節部分に軟骨があるだけではなく周囲に半月板、関節包、滑膜、靭帯、脂肪組織など様々な組織が取り巻いています。 その中の滑膜が膝の負担により刺激を受け炎症が起こると関節液が増えて水が溜まる状態になります。 膝の炎症が続いていると注射器で水を抜いてもすぐに溜まってしまいますので、 水を抜いたことが関節内に水がたまる原因になるわけではありません。   少量の水ではすぐに抜かないといけない、ということはなく自然に吸収されてなくなることもあります。 ただ、大量に溜まると日常生活にも支障が出てきますので注意が必要です。   軟骨のすり減りによる炎症だけではなく、痛風やリウマチ、感染症等でも水がたまる原因となります。 気になる方はぜひご相談ください。       京都市下京区 西七条の整形外科 医療法人山川医院 山川 智

1 4 5 6 7 8