Jリーグベンチドクター
- 2021年3月12日
- Jリーグ
JリーグG大阪U-23、ブラウブリッツ秋田でベンチドクターの一員として活動していました。 ばっちりDAZNに写っていたこともあります。 ベンチドクターはプレッシャーのかかる仕事です。 選手が負傷してしまうとまず、対応するのはベンチドクターであるため、 接触した瞬間やジャンプして着地の瞬間など目が離せません。 そのため気づいた時にはコーチより身を乗り出して試合を見ていました。 負傷について監督に説明するのは緊張しますし、続行できるかどうかの判断を委ねられます。 U23という23歳以下の若手選手で構成されるチームはいわゆる2軍です。 1軍入りへアピールするため全員必死ですし、将来を嘱望されている選手もいます。 選手がプレーしたいにも関わらず続行不可の✖印を出すこともありました。 処置も素早く行う必要があります。 一旦、怪我の選手がフィールド外へ出るとその間自チームは 一人少ない状況です。 そのためなるべく選手を早くフィールドへ戻す必要がありました。 ただ、一人ではありません。 トレーナーの方も一緒に行動するためとても心強かったです。 そして、怪我から復帰した選手が活躍するととてもうれしく、感慨深いものがありました。 プレッシャーはかかりますがとてもやりがいのある仕事でした。 もしこれをご覧になっている学生の方がおられましたら、 是非ベンチドクターやトレーナーを目指してもらいたいです。 京都市下京区 西七条の整形外科 医療法人山川医院 山川 智