小児整形|山川医院|山川医院|京都市下京区の整形外科・内科・リハビリテーション科

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小児整形

オスグッド・シュラッター病

オスグッド・シュラッター病とはジャンプする動作やスイングなどのひねる動作を繰り返すことによって起こる 成長期(10歳~15歳程度)の疾患です。 膝のお皿の下に脛骨結節(粗面)という箇所があります。 スポーツ等の膝を伸ばす力の繰り返しにより、大腿四頭筋が膝蓋腱を介して脛骨結節ひっぱるため、成長線に過剰 な負荷がかかり成長軟骨部が剥離することで生じます。 この時期は急激に骨が軟骨から成長する時期ですが、筋肉の成長が骨に比べると遅いため相対的に筋肉が固くなり、このような剥離が生じてしまうのです。 この疾患は成長期の一過性のもので成長が終了すると多くは治癒します。 ~診断~ 診断は圧痛等を確かめる触診とX線検査(レントゲン)により行います。 ~治療・予防~ 治療としてはバンドの装着、超音波の照射、競技の中止による安静、リハビリテーションがあります。   適切な治療を行えば後遺症が残ることはほとんどありませんが、放置して一生懸命スポーツに打ち込み、 痛みが残ってしまうこともあります。 もしオスグッドかな?と思ったときは是非相談しに来てください。     京都市下京区 西七条の整形外科 医療法人山川医院 山川 智      

子供が突然腕を動かさなくなった!

「ホラ!はやく行くよー!」 と言ってお子さんの手を引っ張ってしまう親御さんも多いのではないでしょうか。 その後、腕を動かしたくなくなったため来院されるケースはよくあります。 また兄弟で腕の引っ張り合いをしていてどちらかが急に泣き出す、等発症要因は様々です。   これは「小児肘内障」といって、肘の靭帯が橈骨という腕の骨からずれてしまうものです。 小児は靭帯がみずみずしく、また橈骨頭という骨の部分が未成熟なため外れやすいのです。 2歳~5、6歳でよく起こります。   外れた靭帯を戻す必要があり、整復中は子供は必ず泣きますが整復されると大抵は泣き止みます。 以前宝塚市立病院で夜勤をしていた際は2回に1回は肘内障の子供が来院しよく整復していました。 ただ中には骨折が隠れていたり、手術による整復が必要であったりしますので整骨院や整体院より医療機関への受診をおすすめします。 障害や後遺症が残ることはまずありませんし、繰り返し起こってしまう方でも小学生になる頃にはほとんど発症しなくなります。 もし起こってしまっても慌てることなく、整形外科へお問い合わせください。       京都市下京区 西七条の整形外科 医療法人山川医院 山川 智