JリーグG大阪U-23、ブラウブリッツ秋田でベンチドクターの一員として活動していました。
ばっちりDAZNに写っていたこともあります。
ベンチドクターはプレッシャーのかかる仕事です。
選手が負傷してしまうとまず、対応するのはベンチドクターであるため、
接触した瞬間やジャンプして着地の瞬間など目が離せません。
そのため気づいた時にはコーチより身を乗り出して試合を見ていました。
負傷について監督に説明するのは緊張しますし、続行できるかどうかの判断を委ねられます。
U23という23歳以下の若手選手で構成されるチームはいわゆる2軍です。
1軍入りへアピールするため全員必死ですし、将来を嘱望されている選手もいます。
選手がプレーしたいにも関わらず続行不可の✖印を出すこともありました。
処置も素早く行う必要があります。
一旦、怪我の選手がフィールド外へ出るとその間自チームは
一人少ない状況です。
そのためなるべく選手を早くフィールドへ戻す必要がありました。
ただ、一人ではありません。
トレーナーの方も一緒に行動するためとても心強かったです。
そして、怪我から復帰した選手が活躍するととてもうれしく、感慨深いものがありました。
プレッシャーはかかりますがとてもやりがいのある仕事でした。
もしこれをご覧になっている学生の方がおられましたら、
是非ベンチドクターやトレーナーを目指してもらいたいです。
京都市下京区 西七条の整形外科
医療法人山川医院
山川 智